さいぼう
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今回のインタビューはイベント参加の経験が豊富なmasahiroさん!
政治やこころの問題が専門。
そんなmasahiroさんが理系とーくラボに見出している価値を洗いざらい告白してもらいました!
目次
プロフィール
一時期精神疾患にさいなまれていたが、野村監督(元楽天ゴールデンイーグルス)の教えにより復活。
「政治と科学は切り離せない」をモットーに、政治関連の話題を投げかけてくれる貴重な人。
理系とーくラボ参加のモチベーションは交流!
―masahiroさんはなぜこんなにも色々なイベントに参加してくれるのですか?
masahiro:
日課になってしまったからです(笑)
他の政治コミュニティにも入っているのですが、そちらよりも理系とーくラボの方が交流の機会が多い印象があります。
しかも理系大学院生や研究者と議論ができるので、話を聞くだけで勉強になりますし。
合間にはさむ雑談で、その人の別の面を知れるのも面白いです。
―その政治コミュニティでは、どんなことをしているのですか?
masahiro:
週1でイベントがあるのですがそこでは政治や政策に関する議論が行われていますね。
ー政治に関する議論がしたくて加入した?
masahiro:
リーダーシップについて学びたいと思ったのがきっかけですね。
いろいろな本を読む中で何事にも政治が関わっていると知りました。
これは政治について勉強しなきゃな、と。
ーリーダーシップから政治に興味が向くとは面白いですね。
masahiro:
1つのことを勉強すると芋づる式に勉強したいことが掘り出せますよね。
他にも組織論、経営者や野球監督の考え方なんかも本で調べました。
今でも覚えているのは組織の中で自分の目的を達成するには、ずる賢さも必要ということ。
真面目一辺倒の僕にはけっこう衝撃でしたね。
あとはテレビかな…。
プロフェッショナルとかは見るようにしています。
ープロフェッショナル!私も毎週見てる!
masahiro:
僕は毎週は見てませんけど(笑)
精神のコントロール?masahiro流精神疾患との付き合い方
ー野球お好きなんですか?
masahiro:
そうですね。
野球ってチームスポーツなので、そのチームをどう動かすか。
監督のリーダーシップ論に注目していました。
特に元楽天ゴールデンイーグルスの野村監督と元中日ドラゴンズの落合監督に関する本を読んだのですが面白かったですね。
どちらもそれぞれのチームをリーグ優勝に導いた名将。
野村監督は理論派で、ムダを削って必要なことにだけ集中するタイプ。
一方で落合監督は、ひたすら時間を使って経験を積み、その経験の中から意味を見出すタイプ。
僕は野村派で、ムリをしない。
これは以前さいなまれた精神疾患と向き合うのにも役立ちました。
masahiro:
例えばこころが落ち込んでいても、それを無理に立ち直らせようとしない。
こころが落ち込んでいるということは深層心理では「落ち込みたい」とおもっているから。
自分の理性をこころに合わせてあげることで、そのうち勝手に気分も上昇してくる。
ー私が苦手なヤツだ!
masahiro:
(笑)
きついことからいったん目をそらしておくといいんじゃないのかなーと思います。
ー大事!
理系との交流が足りない悩みを解消するため理系とーくラボに加入!
ーだいぶ話をそらせてしまいましたが、理系とーくラボに入ったきっかけは?
masahiro:
学問的に理系に分類される分野の知識があまりにも足りなかったからですね。
「これはちょっと勉強しないと…」と。
「理系」的なワードで検索したときに理系とーくラボが出てきました。
参加したのが2022年3月なので、もう1年が経ちました。
理系とーくラボは交流が盛んで勉強になる!
ー実際に理系とーくラボに入ってから1年!勉強になりましたか?
masahiro:
なりました!
メンバーそれぞれに専門分野があって、それに関するイベントを開いてくれる。
そこに参加して、なるべく質問するように聞いています。
ー素敵!まったく分かんないと聞く気失っちゃう人もいますからね(泣)
masahiro:
僕もそうならないように気をつけています。
正直「全くわからん…」となることはあります。
でもそれはイベントを開いてくれた方に失礼です。
それに全く解らないまま質問もせずに、
イベント後に「解らなくてつまらなかった」
そんな感想をもつのはコミュニティに所属しているのに、もったいない。
なので、他のメンバーさんが質問しやすさを感じるくらいに、
むしろ自ら馬鹿になって質問をすることが大事だと思っています。
あとは経験論ですかね。
頑張って理解したことが後々になって役に立つことがある。
それを知っているから諦めずに聞くことができています。
masahiro:
もう1つ付け加えたいのが、メンバーさんの引き出しの多さ。
やっぱり僕は、素人なので変な質問しちゃうんですよね。
それに対してイヤな顔せずに真面目に考えて、回答してくれる。
今でも覚えている質問があるのですが。
たしか量子力学の専門家のメンバーさんが「量子」について説明してくれた時ですね。
「量子って生き物みたいですね」って言ってしまいました(笑)
普通に考えればあり得ないし「そんなわけないでしょう」って言われると思いました。
しかしそのメンバーさんは「そんな考え方もあるのかぁ…」と考え込み始めました。
いかに突飛な発想でもそこから建設的な意見を生み出そうとする。
「これが理系か!」と感心しました。
こういう人が多いので、安心してイベントに参加して、変わった質問を投げかけることができます。
ー科学って分野が違っていても、どこかつながりがあるからかもしれませんね。
masahiro:
そうかもしれません。
あと「質問を論破して打ち負かしてやろう」みたいな人もいませんよね。
それよりも、いろんな意見を取り込みたい。
それで自分のサイエンスを前に進めたいという気概ばかり感じます。
ー論破する空気がないのはともよしさん(理系とーくラボ代表)の空気づくりのおかげですね。
masahiro:
それは間違いありません!
政治に興味を!科学と政治は切り離せない!
ーネックだった理系とのつながりをゲットしたmasahiroさんの今後は?
masahiro:
もっと皆さんに政治に興味を持っていただきたいですね。
理系の実験やその設備に必要な研究費は大部分を国が負担している。
すなわち政府が拠出しているお金です。
研究者たちが自分の給料を上げてほしいなら積極的に政治にかかわっていくしかありません。
たまにSlackに政治関連の話題を投げかけるのですが、反応してくれるのが一部の人だけなので…。
まずは理系とーくラボメンバーに政治に興味を持ってもらって、その輪を広げていきたいです。
ー理系とーくラボでの発信の仕方は?
masahiro:
理系とーくラボのSlackにはmemoチャンネルというボクの発言に興味のある人しか見られないチャンネルがあります。
このmemoチャンネルとフリートークチャンネルの使い分けを大事にしています。
フリートークチャンネルではみんなが見るのであまり過激な発言をしないように。
一方memoチャンネルでは多少自己の主張を入れた発言をするように心がけています。
コスパ最強!これこそ理系とーくラボのいいところ
―続いて、理系とーくラボに入ってよかったことを教えてください。
masahiro:
毎月500円[1]インタビュー当時の月額料金で様々な分野の専門家の話を聞き放題というところですね。
これはコスパが良すぎます。
イベントは勉強系~雑談系まであります。
ちょうど知りたかった知識を持っているメンバーさんがいるかもしれない。
メンバーさんの趣味も多岐にわたるので、同じ趣味を持つ友人も見つけられるかもしれない。
そう考えると、コミュニティの可能性は無限大です。
―雑談の中から気づきが生まれた経験、私もあります!
僕も理系とーくラボでの雑談が思考整理の場になっているように思います。
あとは皆さん優しいから相談事への対応が早いですよね。
学生のメンバーさんがフリートークチャンネルに投稿した悩みに一瞬ですごい数の返信が見ているのを見て驚きました。
悩める理系学生にもぜひ入ってほしいです!
理系とーくラボに今後改善してほしいこと
―一方で、理系とーくラボに改善してほしいことはありますか?
masahiro:
みんな政治に興味を持ってくれー!
(CMです)
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研究未経験者にもおススメ「理系とーくラボ」
―masahiroさん自身と同じような研究未経験者にも理系とーくラボをススメたいですか?
masahiro:
もちろんススメたいです!
忙しい時は見逃しがちかもしれませんが
科学というのは目に入るものすべてにかかわっています。
それらを一々自分で調べるのは大変ですよね。
でも理系とーくラボに入れば雑談の中で、日常に潜む科学を専門家が教えてくれる。
これを積み重ねていくと世界の見え方が変わります。
メンバーの皆さんが優しいので、研究未経験者にも活用しやすいですしね。
―素敵なお話ありがとうございました!
インタビュー:karin
文責:さいぼう
References
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