さいぼう
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本日は公的研究機関で研究をしているたなかさんにインタビュー!
現在、完全に研究に沼ってしまっているたなかさんの意外な理系とーくラボ活用法とは!?
オンラインコミュニティ「理系とーくラボ」への加入に迷っている方必見の記事です!
目次
(CMです)
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プロフィール
たなか(仮名)
修士課程卒。2022年より念願だった研究職への異動が叶う。
現職で海洋生命に関する研究を続ける中で社会人博士を目指すことを決意!
現在進学先の大学院を検討中。
順調だと止まらない研究
ーお久しぶりですー!
たなか:
お久しぶりですね。
前回、研究職についてのインタビュー(記事はコチラ→研究職の仕事はつらい?:ポスドクや社会人研究者に聞いてみた)が1月ころでしたよね。
だから約4か月ぶりですね。
ーおー。お正月が来たと思ったらもうGWですね(インタビューはGW中に行なわれました)。
いかがお過ごしですか?
たなか:
ぼちぼちですかね。
今日はちょっと研究室に寄って実験してきました。
ーGW中も実験とはやる気に満ちあふれていますね!
たなか:
やる気にあふれるというか止められないというか…(笑)
なんか研究ってハマるとやめられなくないですか?
さいぼうさんも研究職ですし、この気持ちわかりません?
ー僕はもう疲れの方が勝っちゃって…(苦笑)。
いかに研究に手を抜くか研究しています!(←おい)
たなか:
研究以外のプライベートも大事ですものね。
そう分かっていても研究が順調で止まらんのです!
ー素晴らしい!何か研究に追い風が吹く出来事でも?
たなか:
実は私が行っている海洋研究に明るい大学の先生とお話しする機会がありました。
その先生のアドバイスをもとに実験をやると面白いように研究が進むんですよ!
研究は、自分1人で考えた仮説が当たっていた時も嬉しい。
でもグループ外のアイディアを取り入れて研究が前進していくことも同じくらい楽しいですね!
ーとはいえ他人に意見を聞くのって難しくないですか?
たなか:
わたしもそう思っている時期がありました。
でもその思い違いを正してくれたのが理系とーくラボです。
コミュニケーション能力爆上がり?理系とーくラボ!
たなか:
昔はコミュニケーション能力が本当に低くて…。
分からないことがあっても黙っているようにしていました。
そのせいで質問するチャンスも逃しました。
コネクションを作るチャンスを逃したこともあります。
しかし理系とーくラボに入ってからこの状況が徐々に改善していきました。
ーなにかきっかけがあったんですか?
たなか:
理系とーくラボ内でのイベント参加ですね。
さいぼうさんも含めて、多様な科学バックグラウンドを持つ人が楽しそうなイベントを開いてくれる。
それに参加してお話を聞くことからはじめました。
オンラインなので、対面で話すよりハードルが低いです。
加えて主催者も参加者もいい人が多い。
「こんな質問して大丈夫かな…」
「相手を不愉快にしたらどうしよう…」
そういった不安が、話をする内に不思議と消えていくんですよね。
つまりコミュニケーションに対する不安が減ります。
結果、コミュニケーション能力がちょっぴり上がりました。
ー特に印象に残っているイベントとかありますか?
たなか:
プレゼンテーション研究所ですかね。
理系とーくラボ名物企画!プレゼンテーション研究所!
たなか:
文理問わず、プレゼンテーションの機会って無数にあるじゃないですか。
その向上を目指す企画として2023年2月に始まったのが「プレゼンテーション研究所」
その主催者の方が紹介してくれた、プレゼンの神様「澤さわ 円まどか」さんの
「プレゼンテーションはプレゼントである」
という言葉がずっと印象に残っています。
ー僕も印象に残っています!
たなかさんのプレゼンテーションというと研究発表でしょうか。
プレゼンテーション研究所で学んだ内容を生かせるポイントはありましたか?
たなか:
いかに見せるデータを少なくするか考えさせられました。
学会での研究発表は大体10~15分。
とてもじゃないが、すべてのデータについて話す時間はない。
詰め込むこともできますが、それでは聴衆は疲れてしまう。
聴衆を疲れさせる発表は「プレゼント」ではありません。
「珠玉のデータだけが詰まった無駄のない研究発表」
これが私の目指す研究発表ですね。
ーすばらしい!
機会があればぜひたなかさんの研究発表聞いてみたいなー。
たなか:
研究発表とは違いますが、理系とーくラボのラジオ部「とくおのおと」に出演しました。
そこで私の行っている研究についてお話しましたので、ぜひ聞いてください。
(とくおのおとYoutubeチャンネルはコチラ)
(※たなかさんのとーくは会員限定コンテンツです。)
つらい時には理系とーくラボ会員限定oviceでゆったりとーく!
ー他にも印象に残っているイベントはありますか?
たなか:
イベントではありませんが、ラボバーovice店(会員限定のオンライン雑談スペース)をよく使います。
夜になると誰かしらいるので、色んな人と会話しました。
ー会員限定のSlack*には「oviceなう」チャンネルもありますしね!
*チャットツールSlack。分野や地域ごとに用意されたチャンネルをはじめ、雑談部屋などもあり、メンバー同士が自由にコミュニケーションを取れる。
たなか:
そうですね。
毎晩ラボバーovice店に入ってくださる方がいるんです。
その方には非常に助けられました。
ーどういったことで助けられたのですか?
たなか:
少し前のことになりますが…。
ストレスによるこれまでにない体調不良を経験しました。
自分では、体調が万全だと思っていたのですが…。
急に吐いたりしてしまったんですよね。
病院に行ったらストレスじゃないかと言われました。
ー何か原因に心当たりは?
たなか:
それがないんですよ。
なので「メンタル」系の悩みにつよい方にラボバーovice店で話を聞いてもらいました。
そのおかげもあり、順調に回復しています。
ー回復しているようで何よりです!
でも原因がわからないと再発の危険もあって怖いですよね…。
たなか:
実は似たようなことが修士大学院生だった時代にもありました。
知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまうんでしょうね。
なので最近は自分の心の変化に注意しています。
通常の時と、つらい時とで理系とーくラボの使い方もわけていますので。
ーなんと!ぜひその使い分けを教えてください!
メンタルの波に合わせて理系とーくラボを華麗に楽しむコツ!
たなか:
そんな大したことじゃありませんよ(笑)
自分の体調が良くて順調な時はどんな言葉もモチベーションになります。
なので理系とーくラボのみんなが頑張っている様子に共感できます。
頑張っているのは自分ひとりじゃないんだな、と。
なおかつ「自分ももっとやれる!」と思うことができます。
例えばモチベーションを上げたい時に特におすすめなのが、Slackのmemoチャンネルの投稿を読むことです。
memoチャンネルは会員が各々好きなことをつぶやいています。
個人的な苦労ばなしや、頑張ったエピソード。
難しかった実験をやり遂げた話など。
こういったエピソードを糧にして、明日からも働く原動力としています。
たなか:
逆にメンタル不調な時はmemoチャンネルはみません。
「みんな頑張っているのになぜ自分は…」
そう落ち込んでしまいますから。
不調な時はフリートークでの雑談などを軽くチェックする程度。
あまり突っ込まない気楽な話題を読むことでリラックスできます。
他のSNSではトピックに分けて取り込む情報を制限することはできません。
会員限定Slackを使うことの利点ですね。
(CMです)
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↓
夢追い人におススメ!理系とーくラボ!
ーいろんな人の参考になる使い方を教えてくださり、ありがとうございました。
最後に理系とーくラボへの加入を、どんな人に勧めたいか聞かせてください。
たなか:
夢や目標を持っている人ですね!
理系とーくラボには自分の立てた夢に向かって前進する人が多いので。
きっとモチベーションになると思います。
そもそも代表のともよしさんが理系とーくラボを作ったモチベーションの1つが
「1万人をフラスコで混ぜたらどんな反応が起きるのか?見てみたい」
というものでしたしね(笑)
他にも
「学位をとるぞ」
「ドラえもんを作るぞ!」
「つらい大学院生を救うぞ!」
「科学に関するラジオを作るぞ!」
そんな夢を追う人たちがたくさんいます。
夢を1人で追いかけるのって難しい。
でも理系とーくラボに入ればお互いの存在がモチベ―ションになる!
きっと「明日も頑張ろう!」と思えるはずです。
ーおー!熱い!
たなかさんの夢は?
たなか:
今は博士号をとることを目指しています。
修士号をとってから就職したのですが、やはりドクターをあきらめたくはありません。
職場の先輩にも社会人として働くかたわら博士号を取得した人がいるので。
「自分も社会人ドクターをとれる!」
そう信じています!
ー絶対とれます!
夢に向かうたなかさんの存在が僕に力をくれる!
今日はありがとうございました!
インタビュー・文責:さいぼう