人は「図鑑」になれるのか?

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りけとくお

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※「理系とーくラボの実験ノート<連作がんばるぞ第2号>」より抜粋した、コミュニティメンバー寄稿のコラムになります。

筆:梓弓(30代・医師)

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「専門家」とはどんな人か?

「専門家」と聞いて、みなさんはどんな人をイメージしますか?

例えば医師。

小さい頃の自分は医師という職業について、「症状を言えばたちどころに病気を言い当ててくれて、治療法を教えてくれる」存在だと思っていました。

そしてそんな医師の仕事を、まるで病気の「図鑑」のようだと感じていました。

 

日夜アップデートされる情報と向き合う日々

今、医師として駆け出しの身である自分は、毎日知らないことと出会う度に本を開き、ネットを漁り、論文を探し回ります。

医学の進歩は目を見張る速度で進んでおり、病名の変更や新しい治療法の出現で、教科書がいつの間にか書き換わっていることは少なくありません。

とりわけ2020年からの新型コロナウイルス流行は情報の更新速度がすさまじく、「新しく出た教科書に載っているのはもう古くなった治療法」でした。

あの時は世界的な新興感染症のスピード感をまさに身をもって体験しました。

 

人は「図鑑」になれるのか?

果たして、人は「図鑑」になれるのか?

目覚ましいスピードで更新される「世界の知」を、すべて自分の頭に詰め込むことができる日は来るのでしょうか。

——なんだか気が遠くなりそうな話ですね。

もしかしたら、現存する全ての知識を1人の人間が手に入れることは現実的ではないのかもしれません。

 

それでも「知らないこと」に向き合い続ける

だからこそ、「専門家」を目指す上で我々は「知らないこと」に向き合い続ける必要があるのではないでしょうか。

医学に限らず学問の世界では次から次へと新たな知識が出てきます。

自分の「知らないこと」を認識し、知的好奇心を持って知識をアップデートし続けること。

その行いこそが「専門家」である証左なのかもしれません。

医師(に限らず専門家と呼ばれる職種)はどうしても全知の存在——「図鑑」であることを求められがちだと思います。

そういった期待に応えるのはなかなか大変ですが、同時に「知らないこと」と向き合うことにやり甲斐も感じます。

 

今日も知識との出会いを求めて

自分も知的好奇心を大事にして、医学に限らず種々の学問の知識を取り入れていきたいですね。

今日はどんな知識と出会えるのか ——そんなことを考えながら、今日も理系とーくラボに出入りしています。

梓弓(30代・医師)

※見出しは運営による加筆

 

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この記事は、季刊ポスター「理系とーくラボの実験ノート<連作がんばるぞ第2号>」に掲載されたコンテンツです。

 

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