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有機合成系の研究で活用できるデータベースを紹介します!!
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有機系博士ともよしがイベントで使用したスライド資料①②の2点です!
↓
①「有機化合物の分離/精製 基礎から上級テクニックまで @ 異分野融合Bar」
②「有機化学Bar 〜有機分子の構造決定をしてみよう!〜」
基本的なもの
まずは研究活動の中で多用するシリーズです。構造を書いて反応条件を調べたりするときに活用できるものです。ここに挙げるものは化学に特化していますが、化学に限らずサイエンス全般の文献にたどりつくことができます。
Scifinder [https://scifinder.cas.org]
サイファインダー。おそらく有機合成研究で使用されている検索ツールで最も多いのデータベースではないのでしょうか?これは有料であり、大学などの研究機関が契約しており、アカウントを貸し出す形での利用ができます。
Reacsis [https://www.reaxys.com]
リアクシス。こちらもまた有名ですね。内容はScifinderと似たようなものであり、こちらも大学などの研究機関がアカウントを貸し出すという形になります。
Web of science [http://apps.webofknowledge.com]
ウェブオブサイエンス。こちらが意外と知られていないデータベースではないのでしょうか?構造式検索はできませんが、特定の文献を引用している文献の検索とかもできる結構優れたツールです!
J-stage [https://www.jstage.jst.go.jp]
J-stage。こちらは日本語で文献が検索できるデータベースです。引っかかってくる文献は、国内の文献となります。こちらのデータベースは、研究のイントロ理解、始めて取り掛かる分野、慣れない生物系の情報入手などに適していると思います。新しい知識への入り口としてお使いいただければと思います。
医薬品原薬の合成方法、物理化学的性質、治験データを検索できるデータベース
ここからは、創薬シリーズです。創薬関係の研究に従事していると、意外と既存薬の合成方法が見つけられなかったりします。そんなときにお使いください。
↓2つのデータベースの使い方を私のHPで紹介していますので「医薬品原料の合成方法」までぜひ。
drug bank [https://www.drugbank.ca/]
特許や治験データにつないでくれます。
Pub Chem [https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/]
NCBIの中の機能になります。IC50なども検索しやすいので情報収集にもって来いです!
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構造式から化合物名などを検索する
有機合成系の研究室にいれば、化合物の呼び方などを構造式検索できるのですが、例えば生物系の方が「この分子なんて呼べばいいのだろう?」と困ることが時々あると思います!そんなときにお使いください!
Wikipedia Chemical Structure Explorer [http://www.cheminfo.org/wikipedia/]
ウィキペディアもかなりの情報量を持ってます。構造式を書いて化合物名を検索できます!上のScifinderとかがあればなんともないのですが、有料で誰でも使うことはできません。そんなときに是非こちらをお使いください!
とりあえずここまでです。見つけ次第追加していくので時々訪問ください!
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