理系を目指す高校生や入りたての大学生に薦めたい!科学にときめく本5選




The following two tabs change content below.
アバター

ちょ

理系の冴えない社会人一年目ですぅぅぅ。。。

こんにちは、ちょ (@chololologlobal) です。
本日は、大体、2日に1冊本を読む僕が、(2019年1月1日からの平均 参照
理系に興味がある高校生や、理系学部に入りたての大学生中心にお勧めしたい、
科学にワクワクドキドキときめいちゃう書籍を紹介させて頂きます。

科学が好きな皆様にも喜んで頂ける一冊を紹介できたら幸いです。。。!

 

高校の物理や化学でお馴染み、「あの公式」の発見

約10年前、僕は田舎のお世辞にも名門校とは言えない高校に通ってました。
普通に授業を受け、普通に部活をする日々にある日飽きてしまった僕は、
当時流行っていたTVドラマ「ガリレオ」に感化され、その原作者の東野圭吾さんの作品を
勉強そっちのけで、ほとんど読み尽くしました(夜明けの街で くらいまで)。

勉強時間を毎日報告しなくてはいけなかったのですが、
急に勉強時間が減った僕に、学年主任や担任がどうしたの?ってきいてきました。
正直に、「読書です。これって国語の勉強時間に入ります?」って答えたら、
「入るかw」と笑って、次の本を貸してくれました。
「世界でもっとも美しい10の科学実験 」ロバート・P・クリース (著), 青木 薫 (翻訳)

フーコー、キャベンディッシュ、ラザフォード。授業で習った、あの人が発見したあの公式の実験やその背景が細かに記されていて、約1週間ずっと読んでいました。
少し難解な部分もありますが、物理2とかを始めていれば、読めると思います(僕は物理超苦手だったので、理系高校生なら普通に読めるのでは。。。?)
最初からエレガントな実験デザインでみつかった訳でなく、何千倍もの失敗の結果生じたものだということを、
具体的に教えてくれると同時に、科学の楽しさにワクワクした最初だったかもしれません。

科学の楽しい使い方を「ガリレオ」などの東野圭吾さんの小説から、
そして、楽しく使うための基礎的な研究の在り方を「世界でもっとも美しい10の科学実験 」から学びました。
そんな僕はその後、科学をより楽しむために大学の理系学部に進むことになるのです。
理科の先生が進学へのきっかけを作ってくれたという意味では、
きりさめさんと似ている部分があるのかもしれません。
人生と科学〜勉強嫌いの女の子が大学院に進むまで〜

ちなみに物理の成績は上がりませんでした。。。笑

 

こんなことなら科学部に入ればよかった、実験バカにおくる一冊

つい最近、この理系とーくの某氏と話していたときのこと、
このサイト内で最近、さるぽてさんが書かれた
曇りの日の方が日焼けしやすいってホント?実は「油断」以外の理由がある
という記事が人気なんだと教えてもらった。
その時に思い出したのは、某日焼け止めのCMでした。
同じシリーズなのに、キラキラ肌とかツルツル肌(うろ覚え)とか何が違うのだろうか。
というかメーカー間で違いあるのか?

そういえば、なんかの楽しい実験の本に日焼け止めの作り方載ってたなあと思い出したのが、
「魅了する科学実験」 早稲田大学本庄高等学院実験開発班 (著)


高校の理科教員さんも使えるように、試薬の入手法などまで概説された、
実験大好きさんにオススメの本。
これ、高校理科でやるなよwwwって突っ込みたくなることもたくさんありますが、
理科好きな人なら誰でも楽しめるし、再現実験を組むことができます。
お肌の曲がり角を迎えている僕も本書(2巻に載ってたかもしれない)を参照に化粧水を作ろう!と思っていて、まだ実践できていません。。

 

ノーベル賞教授は止まらない!生物学を覆す発見をしたり活かしたり

2019年4月1日、朝から日本中の注目は政府にありました。
朝から有識者たちが議論していたのは、新元号について。
通常、このような有識者と聴くと、教養のない僕は、
日本語学者とか歴史学者さんとか集まるのだと思いました。
それは間違いではありませんでしたが、
加えて、「!?」となる方も、それが京都大学の山中伸弥教授

山中教授がノーベル賞を取られた事実は、周知のことなので、
その先の話を致しますと、公演に忙しくて研究を全然されていない。。。
なんてことは、全くありません!
以前、プロフェッショナルで取り上げられていたように、
研究に邁進し続けられています。
その証拠に、昨年開催された、第18回国際薬理学・臨床薬理学会議にて
ご講演があった際、iPS細胞発見の経緯などでなく、その先の最新の成果の発表ばかりでした。

ただ、iPS細胞開発の経緯は理科好きなら是非とも知っておいて頂きたいところ、
そこで、オススメするのが、
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」山中伸弥、緑 慎也 (著)


今では、教科書にも載っているのでしょうか?どのようにアイデアが出て、どのように発見されたのか。
ひょっとしたらラザフォードの実験のようなエレガントさはないかもしれません、
しかし、発見の重要さに、実験自体の美しさは関係ないことを教えてくれます。

日本では山中先生のiPS細胞を基軸とした再生医療の実用化に力が入れられていますが、
(その概略については、加速する再生医療!再生医療で用いられる “幹細胞” とは?をご参照ください)
世界では、再生医療と同時に遺伝子治療にも注目が集まっています。
その中核技術が、昨年デザイナーベイビー問題で話題になったCRISPR/Cas9。
日本国内を中心にどのように開発が進んでいるか、山中先生も解説されているのが、
ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー」NHK「ゲノム編集」取材班 (著)


CRISPR/Cas9システムで達成できるゲノム編集では、医療分野、農林水産分野など生物に関わるあらゆる分野が対象になります。
本書では2016年時点でどの程度進んでいるか解説されています。
もちろん、iPS+ゲノム編集も革命的な公式です。

 

これが、”本物”の世界レベルの脳科学者だ。

脳科学について、どのようなイメージがありますか?
脳トレ、脳活?はたまた認知症?
この10年以上続く「脳科学ブーム」の中には、
当然よくわからない理論を唱える学者や医者も多数出現し
我々を惑わせてきました(惑わされないために科学リテラシーを磨きましょう!)。
では、真に評判を得ている脳科学者は何を主張しているのか?
そこで、紹介するのが、現在、東京大学の薬学部の教授である池谷裕二先生の
単純な脳、複雑な「私」


本書は筆者の出身高校にて開催された講演会ベースなので、
割と読みやすいではないでしょうか(文庫ではありますが、普通に理解しながら読むと時間かかります)。
最新のちゃんとした研究で明らかになった脳や意識などに関する事実について概説されており、高校生と行う、教科書とは違った目線の議論で、脳科学研究を噛み締めることができるのではないでしょうか。
この池谷先生はマウスやラットを中心とした基礎研究者で脳神経分野では、かなりの評価を得ている先生で、土曜日の夜のニュースに時々、たけしさんとかと一緒に出演されています。最近も権威ある科学雑誌「サイエンス」に論文を発表されています。プレゼンも面白いので、学会とか大学内でのセミナーをぜひ聴いてみてください(僕も弊大学にいらしたときに、楽しくお話させて頂きました)。

 

人工知能ブームを正しく理解していますか?

最後に紹介するのは、現在ブームになっている人工知能に関する書籍です。
ラジオを聴いていると某缶コーヒーのCMで、
「人工知能に仕事奪われるらしいよ」と嘆く日本人に対し、
宇宙人(?)が「もっと自由に別なことに時間や労力を避けるのでは?」とツッコミを。

僕自身は現在、大学で研究員的なことをしているのですが、
不安視する親に、上記CMの日本人よろしきことを用いて説得した経緯があります。
しかし、正しく人工知能の発展をとらえるのであれば、宇宙人(?)的な認識が正しいのではないかと思います。

2019年前半に流行ったビジネス書に
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」 ハンス・ロスリング (著), オーラ・ロスリング (著), アンナ・ロスリング・ロンランド (著), 上杉 周作 (翻訳), 関 美和 (翻訳)
という本があり、本書では過度な不安も期待も抱くことなく、正しくデータを読み取り、正しく世界を理解することの重要性が説かれています。

人工知能の分野を眺める我々一般市民の間においても、
相次ぐ自動車事故を受けた過度な期待や、
技術的特異点に対する過度な不安が渦巻くのは当然なことだと思います。
そこで、僕が紹介するのは、
「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」松尾 豊 (著)


長年この分野の研究者として活躍する筆者がまとめた、人工知能の進化とその本質。
人工知能は最近生まれた訳ではなく、アイデアとしては半世紀遡ることになります。
僕自身は人工知能分野を研究している訳ではなく、ただMATLABやRとかの言語で簡単な機械学習を組んだりする関係上、様々な入門書を読んでいます。
その中で本書は、複雑な数式や昔流行ったモデルなどの解説は最小限にし、

何ができるようになったから流行り出したのか?
人工知能は現実的に、どこまで発展できるのか?

といった解説に重きがおかれています。
ゲノム編集同様、日進月歩の分野において2015年の書籍ですが、
具体的に人工知能などを勉強する前に読む教養書としてオススメしたいです。

 

最後に、本を読むことも大事だけど。。。

元も子もないこと言ってすみません(笑)
科学の分野は日夜発展を遂げその進化も早まっています。
例えば、液体のりが白血病治療の救世主になる!?とか
「え?」って思うことが毎日のように飛び込んできます。
最新の情報は知っていて損はしないと思うので、
できる限り追跡することを併せてオススメします。
(僕は主にTwitterでフォローするように努めています。。。)

また上記書籍以外にも「日経サイエンス」「Newton」で解説を読むのもいいと思います。
特に大学生であれば、大学で「日経サイエンス」の電子記事読み放題サービスが契約されているかもしれませんので、図書館等に確認してみましょう!

上記書籍の感想や皆さんのオススメ本をぜひ教えてください。Twitter中心にお待ちしてますw
(他のライターさんのオススメとか知りたいですね)

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で



           

シェア!

参加しよう!理系とーくラボ

理系とーくラボの特徴と参加するメリット

●Slack(チャットツール)を使った理系のためのオンラインコミュニティ
全分野の理系研究者が集まっている
●理系仲間ができる!

理系なら、「理系とーくラボ」に入っているのがスタンダード。とりあえず覗いてみて、雰囲気を見に来てください!(参加無料)(本名は入力しなくてOK!)

>>>理系とーくラボの詳細はこちら<<<

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。