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(このイベントは、理系とーくラボのプロジェクトの一環です。メンバーの一部は、新潮社様より『八月の銀の雪』のゲラ(原稿)を提供して頂いています。)
こんにちは!アヤカです。
今日は理系とーく最新イベントのご案内です。
2020年11月14日に、理系とーくでは初となる、文学作品についてのトークイベントをオンラインにて開催します。
その名も、、短編小説『八月の銀の雪』を語る会です。
伊与原新 著『八月の銀の雪』(新潮社)
不愛想で手際が悪い――。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。会社を辞め、一人旅をしていた辰朗は、凧を揚げる初老の男に出会う。その父親が太平洋戦争に従軍した気象技術者だったことを知り……(「十万年の西風」)。科学の揺るぎない真実が、傷ついた心に希望の灯りをともす全5篇。
伊与原新による新著『八月の銀の雪』が2020年10月に発売されました。
著者である伊与原さんは、神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士号を取得、その後企業研究者としての経歴を持つ理系作家さんです。
前作の『月まで三キロ』では第38回新田次郎文学賞や第3回未来屋小説大賞などを受賞するなど、今注目を浴びている作家さんでもあります。
彼の研究者としてのバックグラウンドは、しっかりと今作にも作風として反映されており、繊細に描かれた人間の感情に科学のエッセンスが散りばめられている素敵な一冊です。
普段文学に馴染みがない理系にも、主人公を取り巻く環境や情景が頭に浮かびやすい作品ではないでしょうか。
そんな『八月の銀の雪』の表題である第一篇が特別無料公開されています。こちらの表題作特別公開ページを是非チェックして、みんなで一緒に語り合いませんか?
理系とーくラボ会員でなくても、初めての方でも、誰でも大歓迎です!
イベント概要
伊与原新による新著『八月の銀の雪』第1篇を読んだ感想を、理系とーくラボ会員のスピーカー達と、参加者が自由に語り合えるトークイベントです。
開催日時
2020年11月14日(土)19:00〜20:30
内容
- スピーカー中心のトークイベント
- 参加者のみなさんは、カメラOFFマイクOFFで聴くだけでOK
- 参加者のみなさんも、話したくなったら参加してOKです
開催場所
オンライン(Zoom開催)参加申込み完了後、ご登録頂いたメールアドレスもしくはTwitterダイレクトメッセージに参加リンクをお送りいたします。
【※重要】参加条件
- 事前申込み必須。こちらのフォームから参加申込みしてください。
- 伊与原新 著『八月の銀の雪』第1篇を読んだ方。(こちらの表題作特別公開ページで無料で読めます、イベント当日までに読了ください)
- 文理不問。誰でもOK。(理系とーくラボ会員でなくてもご参加いただけます)
料金
どなたも無料でご参加いただけます。
お問い合わせ
- イベントに関するお問い合わせは代表ともよしまで。
- その他の情報は理系とーく公式Twitterを随時ご確認ください。
イベントレポートを公開しました!!(2020/11/17追記)
イベントに参加してくださった皆様、誠にありがとうございました!
下記のリンクでイベントの様子を紹介していますので、参加できなかった方もどのようなイベントだったか、覗いてみてください!
関連記事:【イベントレポート】”『八月の銀の雪』を語る会” を開催しました!!
(CMです)
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登壇者紹介
司会
さぶろー
企業の医療機器研究員。学生時代はウシの生殖内分泌の研究してました。細胞培養→金属加工→高分子加工、再生医療と浅く広く色んな経験してます。医療機器の研究を通じて、生命の不思議に少しでも触れることができたらなーと、日々楽しみながら仕事してます。
スピーカー
Tsuyoshi
京都大学工学研究科修士2年のtsuyoshiです。研究室では、バイオメカニクス・メカノバイオロジーという、”力”を切り口にして生命現象の理解に取り組む分野の研究に携わっています。他にも、大学問題の研究プロジェクトや、理科教育やサイエンスコミュニケーションにも関わっています。個人的な大きな問いとして『人の理解』を掲げ、生物学だけでなく哲学や社会学など、多方面からのアプローチに興味を持っています。
エンドウ
大阪大学の生物専攻のD2です。線虫の神経行動学をやってます。現在は転勤になった教授に付いて名古屋市で研究しています。「やりたいことをやる」にハマっています。ホリエモンのオンラインサロンに入ってみたり、色々イベントに参加してみたり。夢はフリーの研究者という身分を確立・普及すること。もっと科学研究を身近にしたい!科学が好きな人も含めいろんな人との交流を広げて、何か新しく始める時の同士を見つけられたらいいなと思ってます。
Karin
中堅化学メーカーで日々試行錯誤。凡人だけど楽しく自由に人生を!をテーマに色々模索中です。日々の考え、好きな事、読書などについて発信しています!大学院 (農学修士) →化学メーカー勤務 (高分子合成・分散→食品開発) 学生時代は糖鎖の有機合成してました。その後、社会人になってから高分子合成や乳化分散を学び、現在は微生物学・生化学あたりをさまよっております。(新しい事を知り、日々チャレンジできる事は楽しいですが、気づいたら専門分野どこ?状態で、悩みながら日々を生きております。)
登壇者による書評公開!
イベントに登壇した3名のスピーカーの方による『八月の銀の雪』の書評を公開します!
それぞれの着目しているポイントになっておりますので、是非チェックしてみてください!!
関連記事:科学に心を温められる、そんな物語を読んだことありますか?【『八月の銀の雪』書評】 by エンドウ
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